季刊 市川モンダイ

村越市長、自宅偽装疑惑浮上!
市川市北方の「現住所」には寄り付かず
東京都港区白金台から出勤する怪

(1)大都会の大通り沿いにそびえる村越市長の自宅?マンション。ちなみに自己所有物件ではない
(2)9月某日朝7時過ぎ、自宅?マンションから出てくる村越市長
(3)市川市内にある村越市長の現住所
 小紙を発行するチーム市川プライドの井田代表がことあるごとに「村越市長には隠し事やウソが多すぎる」と苦言を呈しているが、これは、その最たる例ではないか。
 市川市役所関係者によると、村越祐民市長が役所に届け出ている市長としての住所は、市川市北方。市街地から中山競馬場方面に向かうあたりに広がる住宅街である。市役所からは、仮庁舎からも新庁舎からも車で10分弱の好立地である。
 ところが、自宅を尋ねてみると、大通りからは「村越ひろたみ」と書かれた看板はちらりと見えるものの、「いや、ここには市長は来てないでしょ。そもそも玄関まで回り込む道は狭すぎて、テスラなんか到底通れませんよ(笑)」(近所の住民)と言う。
 では、どこにいるのか。ある市役所関係者が明かす。
 「市役所の幹部ならだれでも知ってますが、前から住んでいたらしい東京都港区白金台のマンションですよ。お子さんの学校の関係があるとかで、そこから総武線で通っています」
 市長選に出馬する際、ある市川市議が、村越候補を支持する代わりに政策協定を結び、そこに「当選したら市川市内に居を構えること」と入れたというから、そのつじつま合わせか。
 「公用車の運行記録を見れば一目瞭然。送り迎えの先は本八幡駅など、駅なんです。電車で市川にやってきては、駅でコーヒーを買って出勤するパターンです。市長はその自治体内に住民票を置かなくてもよいのだから、わざわざ偽装することもない。かえって、住民基本台帳法違反になってしまうんじゃ?コロナ禍での緊急事態宣言下でも県境を超えて通勤していました」(前出の市役所関係者)
 一方、北方の家は母親名義。表は立派だが裏からのぞける庭は、長い間、手入れもしていない様子。痛々しい光景だった――。